愛犬、愛猫たちの美しさを100%引き出したい
そのために生み出されたのが「BATHING SYSTEM(ベイジングシステム)」という、新しいスタイルです。
どんなにいいシャンプーやコンディショナーを使っても、最初の工程である「洗い」が不十分な状態では愛犬、愛猫の内なる美を引き出すことはできません。「ベイジングシステム」では、トリミングの大きなカギを握る「洗い」を素早く、簡単に、そして効果的に行うことがとても重要であると考えました。
まずはそれぞれの愛犬・愛猫の皮膚や被毛の状態を見極め、そのうえでしっかり下洗いを行ます。コンディションを整えることで、その後の仕上げシャンプーやコンディショナー、トリミングの効果を最大限引き出し、最高の仕上がりへと導きます。
シャンプーをより効率よくおこなうには、ベイジングステップが重要!
ベイジングは、皮膚を知ること、毛質を知ること、洗いが不十分だと、その後のトリミングでカットしたり、仕上がりの差や仕上げ時間の差につながります。トリミング時間の短縮では最も重要になるのが、「洗い」の行程になります。
ベイジングシステムのメリット
「BATHING SYSTEM」を実践して洗いあがったとき、“キュッキュッ”とした毛触りになったら、しっかり洗えている証拠です。ドライの時間が大幅に短縮されたり、仕上がったときの状態のよさなど、はっきりと実感できるはずです。 トリミング時間の短縮により、わんちゃんへの負担軽減につながるほか、 何より、より美しく、ステキに仕上がった愛犬の姿に、お客様もきっと喜んでくださるでしょう!
ベイジングシステム4つのステップ
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STEP1 皮膚(肌)の状態のチェック
まずは愛犬・愛猫の皮膚の状態や毛質などをしっかり確認して、どのようなタイプのシャンプーやコンディショナーを使えばベストか、どのくらいしっかり洗ったほうがよいのかなどをチェック。毛玉や毛のもつれがあると、その部分の汚れが落ちにくくなるので、ブラッシングをして事前に取りのぞいておきましょう。
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STEP2 下洗い(クレンジングシャンプー)
ここがBATHING SYSTEMのキーポイント。汚れやほこりなど、皮膚・被毛についた不純物をきちんと落とさないと、仕上げシャンプーやコンディショナーの効果が十分に発揮されません。しっかり泡立てたクレンジングシャンプーの泡を、まだ乾いた状態の被毛にスポンジを使ってなじませながら洗浄。この「泡洗い」を計2回行い、しっかり汚れを落としましょう。
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STEP3 本洗い(仕上げシャンプー)
下洗いが終わり汚れを落としたら、それぞれの皮膚の状態や毛質に合った仕上げシャンプーで本洗いします。下洗いと同じようにシャンプーを泡立て、「泡洗い」を2回行います。下洗いと合わせ、合計4回の「泡洗い」を行うことがBATHING SYSTEMの基本です。泡で洗うことで、皮膚・被毛への負担を軽減することができます。
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STEP4 仕上げ(コンディショナー)
愛犬・愛猫の皮膚の状態や毛質に合ったコンディショナーやリンスで、被毛の状態を整えます。シャンプーと同じくシャワーで泡立てて使用したり、直接皮膚・被毛に塗ったり、使用する商品のタイプに応じて使い分けてください。