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ペットの防災出来ていますか?

災害に備えた生活を!

毎年9月1日は、「防災の日」です!
さて、地震や台風など、災害はいつ起こるか分かりません。 実際に災害が起きてからの準備では間に合いません……
普段から準備をし、いざという時に備えておくことが必要です。
本ページでは、ペットフードや災害時にあったら便利な商品などをまとめました!是非お客様へご説明の上、オススメください♪

南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。
また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。※1
気象庁は関東から九州の太平洋側などに住む人に対し、「今後1週間は防災対応をとってほしい」と呼びかけています。
猛暑の中での災害は、他の季節と比べてペットの熱中症などによる健康被害が深刻になります。
災害に備えておきたい防災アイテムを準備しておきましょう。


①南海トラフ巨大地震の震度分布(強震動生成域を陸側寄りに設定した場合)
②南海トラフ巨大地震の津波高(「駿河湾~愛知県東部沖」と「三重県南部沖~徳島県沖」に「大すべり域+超大すべり域」を2箇所設定した場合)「南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)」(中央防災会議, 2013)


東日本大震災におけるペットの被災

2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶が鮮明に残っている方も多いと思います。
では、最大震度7、津波の高さは最大9.3m以上を観測した東日本大震災は、どのようなペットの被害をもたらしたかご存知でしょうか。
震災により死亡した頭数については、青森県で少なくとも31 頭、岩手県で602頭、福島県では約2,500頭との報告がある他は、不明とされています。
一方、猫については犬のような登録制度がないため、いずれの自治体においても、震災以前の飼養状況や震災による被災状況がほとんど分かっていません。

また、福島県においては福島原子力発電所の事故により警戒区域が設定され、住民はペットを自宅に留置したり、屋外に放ったり、係留したまま避難せざるをえない状況となったことが今回の震災の大きな特徴です。
一方、ペットは直接的な被害を免れたものの、飼い主が被災したために飼養を続けることが困難となるケースも少なくありませんでした。※2

震災によって死亡したり負傷したりするなどの直接的な被害に備える他にも、飼い主の状況等によって様々な形で震災の影響があることを認識しておきましょう。


災害に備え日頃からできること

① 普段の暮らしの中で

災害時にペットを守るには、まず飼い主様が無事でいることが何より重要です。
災害が起きた時、愛するペットの命を守ることができるのは、飼い主様しかいません。
ご自身が普段生活している場所やペットの寝床などに壊れやすいものや倒れやすいものが置いていないか、家具の固定はできているか等の確認・対策をしておきましょう。


② 避難経路、緊急時の預け先の確認

住んでいる地域・自治体の広報紙やウェブサイト等で、避難所の場所や避難ルートの確認ができます。
避難場所がペット可なのか、避難所にペットを連れて行く際の注意事項は何か等、あらかじめ管轄の自治体に確認しておくことをお勧めします。
また、万が一同行避難できない場合に備え、親戚や友人など、ペットの一時預け先を探しておくことも大切です。

【同行避難と同伴避難の違いは??】

・同行避難…ペットとともに安全な場所まで避難すること。
      避難所で飼い主様と一緒に生活する事ではありません。
・同伴避難…ペットとともに避難所に避難し飼養管理すること。
      同伴避難の場合でも、指定避難所などで飼い主様とペットが一緒に生活することを意味するものではありません。
      避難所によってルールが異なるので、事前に確認しておきましょう。


③ ペットのしつけ

避難所・仮設住宅では、動物が好きな人・嫌いな人、動物アレルギーがある人など様々な人が集まり、共同生活を行います。
共同生活におけるトラブルをできるだけ少なくするため、普段のしつけが非常に大切です。
日々の生活でケージやキャリーバッグに慣らしておく、むやみに吠えないようにするなどのしつけを行うようにしておきましょう。


④ 避難用品や食料品の備蓄の準備

実際にあった事例として、人用の避難物資は届くのにペットフードや用品の物資が届かないということがあったようです。
また、自宅の被害が軽かった時には「在宅避難」が推奨されておりますが、ペットには食料が回ってこない…ということを想定しておかなければいけません。
避難の際には、愛するペットの命に関わるような食べ物や水分は必ず必要になります。
普段から1袋多めに準備し、ペット用の水分を用意しておきましょう。


【必ず必要なもの】
フード・飲料水、クレート・ケージ、首輪・リード、携帯用フードボウル、トイレ・マナー用品、常備薬・療養食

【あると便利なもの】
ガムテープ(ケージの補修など、多用途に使用可能)、ペットの写真、ウェットタオル、タオル(飼い主の匂いをつけて落ち着かせることもできます)


1.まずは食べ物!フード ・水分

普段の生活から災害用備蓄品として、食料は普段からペットが食べ慣れているものを買い足して、1袋に多めに備えておきましょう(少なくとも5日分以上の備蓄が推奨されています)
ウェットフードも用意しておくと安心です。水分補給にもなり、ニオイが強いものが多いため、ストレスで食欲がなくても食べやすい場合があります。

また、災害時は、深刻な水不足が発生する可能性があり、水分の確保も特に重要となります。
ここでは、比較的賞味期限の長い缶詰タイプの総合栄養食やペット用の飲料水をピックアップしました。


2.同行避難には必須!! キャリーバッグ・首輪・リード

普段からキャリーバッグに慣れさせておくことで、避難時のペット自身のストレス軽減にもつながります!
キャリーバッグは、大きく分けてソフトタイプとハードタイプの2種類あります。
ソフトタイプのメリットは「軽くてコンパクトで持ち運びやすい」、ハードタイプのメリットは「丈夫で安定感がありペットに負担がかかりにくい」。
さらに、拡張できる機能があると災害時に愛犬の居住空間を広げたり、収納時にはコンパクトにしたりすることができます。

また、万が一、はぐれてしまった場合でも飼い主様の元へ戻れるよう首輪には迷子札も付けておくと◎
マイクロチップは飼い主の「名前」「住所」「連絡先」などのデータを登録しているため、ペットと離れ離れになった際に飼い主の元へ帰ってくる確率が高くなります。
マイクロチップは長さ1センチ、直径2ミリほどの円筒形で、装着による健康への影響はほとんどございません。災害時の万が一に備えて装着を推奨されています。


3.意外と忘れがち!トイレタリー用品

犬はペットシーツ、猫は使い慣れている猫砂を用意しておきましょう。オムツをつけておけば、そそうも安心です!
排泄物の処理用具としてうんち袋やニオイが漏れない袋があるとさらに便利♪


4.避難所での衛生管理に!ケア用品、消臭剤

避難所での衛生面にも配慮しましょう。
シャンプータオルや水のいらないシャンプーなど緊急時にも使いやすい商品を選びましょう!


5 あったら便利!

かさばらないよう持ち運びできる折り畳み食器や、がれきの上でもけがをしにくくなる靴下、靴など準備しておくと◎